稲垣吾郎「この作品に関われる事を嬉しく思いました」 新垣結衣と映画初共演 直木賞作家・朝井リョウの小説が原作
■稲垣吾郎「丁寧に演じていきたい」
稲垣さんは横浜検察庁に務める検察官で、妻と子を養いながらも不登校の息子が世間から断絶されてしまう可能性を恐れる、寺井啓喜(てらい・ひろき)を演じます。作品について稲垣さんは「脚本を読み終えた時、この作品に関われる事を嬉しく思いました。難しい題材にチャレンジする、監督、スタッフの皆様と共に丁寧に演じていきたいと思います」とコメントしています。
■新垣結衣「夏月達が生きる世界を必死に生きたい」
また、新垣さんが演じるのは広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月(きりゅう・なつき)。自ら世間との断絶を望み、特殊性癖を持つことを隠して生きる難役に挑みます。新垣さんは「原作を読んで、何かを問われたような気持ちになりました。それは、『何が正しいか』とかそういう単純なものではないような、でも実はとてもシンプルなことのような気もしました。考え続ける事、想像し続ける事をいつも以上に大切にしながら、制作に臨めたらと思っています。撮影では、自分なりに、夏月達が生きる世界を必死に生きたいと思います」と意気込みを明かしました。