ヴァレンティノ、ディズニー『Create 100』に参加 『ハルク』の再解釈で緑色からピンク色に
■世界で活躍するクリエイターらが参加 『Create 100』
ディズニーが行う『Create 100』は、ファッション・映画・音楽・アートなどの各分野で活躍するビジョナリー(先見の明を持つ人)や次世代を担う人々が『ディズニー』『ピクサー』『マーベル』『スター・ウォーズ』、そして20世紀のストーリーやキャラクターに個人的なつながりを感じ、そのインスピレーションから生まれたアート作品やアイテム、体験を寄贈。これらの作品はオークションに出品され、その収益は重い病気を抱える子供たちの人生を変えるような願いをかなえる支援団体『メイク・ア・ウィッシュ』に寄付されるということです。
このキャンペーンにはヴァレンティノのみならず、クリスチャン ルブタンやトミー ヒルフィガーなどのブランドに加え、歌手のビヨンセさんや中国のピアニストであるラン・ランさんらも参加。日本からはファッションデザイナーのNIGOさんとアートディレクターの吉田ユニさん、さらに次世代アーティスト枠としてグラフィックアーティストのVERDYさんも参加しています。
■再解釈された『ハルク』
今回、ヴァレンティノのクリエイティブ ディレクターであるピエールパオロ・ピッチョーリさんが手がけたのは『ハルク』を再解釈し、ポリスチレンやポリウレタン樹脂、アクリルカラーによって仕上げられたスカルプチャー。本来の『ハルク』は緑色なのに対し、ヴァレンティノのアイコンカラーであるピンクで表現されています。ヴァレンティノのクリエイティブ ディレクターがマーベルキャラクターのスケッチを描くのは今回が初めてだということです。