アニメやゲーム、アーティストなどを起用したコラボイベントも注目を集めるテーマパーク。

三重県の『志摩スペイン村』では、Vチューバー・周央サンゴさんとコラボした際、コラボ初日の来園者数は約7,000人を記録。前年比2.3倍の来園者数を叩きだし、大きな話題を集めた。『志摩スペイン』広報担当者によると、同コラボ開催期間中の来園者数は、前年の同時期と比べて1.9倍に増加。今年も周央サンゴさんや、新たに壱百満天原サロメさんを加え、コラボイベントを開催している。

そんな『志摩スペイン村』がついに、パーク初となる音楽アーティストとのコラボイベントを開催。コラボの相手は、“ヤバT”の愛称で、Z世代を中心に支持を集めるスリーピースロックバンド「ヤバイＴシャツ屋さん」。Gt・Voのこやまさんは、『志摩スペイン村』の大ファンとして知られ、過去には同パークのテーマソングのカバーを披露。2020年には、『志摩スペイン村』でのワンマンライブの開催を発表していたがコロナ禍で延期。

2022年の大阪城ホールライブで、「きっとパルケエスパーニャ」を歌唱した際には、志摩スペイン村のキャラクターたちも映像出演し、ワンマンライブ実現をファンと共に誓い合う様子が話題を集めていた。

『志摩スペイン村』と「ヤバイＴシャツ屋さん」は、5月13日（月）～6月23日（日）の42日間、コラボイベントを実施。イベント期間中には、ヤバイＴシャツ屋さんメンバーの特別アナウンスが聞けるアトラクションや、公式キャラクター「タンクトップくん」をあしらったフォトスポットの設置、コラボグッズの販売などをさまざまな限定コラボを楽しむことができる。

また、「タンクトップくん邪魔すぎパエリャ」をはじめ、タンクトップくんが可愛いパエリャやチュロサンデー、メンバーのイラストがあしらわれたラテなど、ヤバイＴシャツ屋さんの個性光る全7種類のコラボメニューも注目だ。

さらに、5月11日（土）・12日（日）には、念願のワンマンライブ開催。ライブ開催日は、終日ライブ入場者限定の貸し切り特別営業を実施するなど、『志摩スペイン村』の本コラボに対する本気度の高さを感じる営業形態にも注目だ。

各地で行われているコラボイベントの主な目的は、来園者の集客や認知度のアップだ。『志摩スペイン村』広報担当者は、その目的も踏まえつつ、今回のコラボイベントについて、「コロナ禍でライブが延期になっても、ずっと応援し続けてくれた、「ヤバイＴシャツ屋さん」のファンの人々に一番楽しんでいただけたら嬉しいです」と話す。

メンバーやファン、そして『志摩スペイン村』にとって、４年越しの開催となる念願のコラボイベント。“ヤバTカラー”に染まった、『志摩スペイン村』の42日間に注目だ。