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落語家・三遊亭左遊さん 心不全のため死去 69歳 “いぶし銀の噺家”として知られる

2022年12月5日 14:28
落語家・三遊亭左遊さん 心不全のため死去 69歳 “いぶし銀の噺家”として知られる
心不全のため亡くなった三遊亭左遊さん
落語家の三遊亭左遊(さゆう)さんが、11月15日に心不全のため亡くなっていたことを5日、落語芸術協会が発表しました。69歳でした。

三遊亭左遊さんは、1953年生まれ横浜市出身。1969年に、三遊亭遊三さんに入門し、1973年に二ツ目に昇進。1984年には真打に昇進し、現在の三遊亭左遊に改名しました。得意演目は、『黄金の大黒』『釜泥』『二人旅』『ねずみ』。晩年は、古典落語を巧みに演じ分ける“いぶし銀の噺家”として知られていました。

持病の悪化により、高座復帰が難しいということで引退を申し出て以降は、落語芸術協会の会友として在籍。寄席への出演は、2017年2月5日に行われた浅草演芸ホールの高座が最後となりました。葬儀は、近親者にて執り行われたということです。