綾辻行人『館』シリーズ 映像化第2弾の製作決定 『十角館の殺人』に続き「また違った難題が…」
日本ミステリー界の巨匠・綾辻行人(あやつじゆきと)さんの代表作である『館』シリーズ。『十角館の殺人』から『奇面館の殺人』まで、これまでに9作の長編が発表されています。
2024年3月、『館』シリーズの第1作がHuluオリジナル『十角館の殺人』として映像化。アジア最大級の番組アワードである第29回アジア・テレビジョン・アワードの『ドラマ・シリーズ部門』にノミネートされるなど、注目されました。
■『館』シリーズの作品は「ひと筋縄ではいかないものばかり」
そして2025年、『館』シリーズの映像化第2弾の製作が決定。どの作品が映像化されるかまだ明かされていませんが、『十角館の殺人』に引き続き内片輝監督がメガホンをとることが発表されました。
原作の綾辻行人さんは、「“本当にやるの?”“次はどれを?”――と、“超特報”では一応とぼけてみせていますが、原作者としては当然ながら、“本当にやる”ことも“どれを”やるのかもすでに承知しています。なので、この場では何ともコメントしづらいのです。いずれタイトルが公表されれば、たぶん原作を知っている方の多くが“なるほど”と頷いてくださるでしょう」とつづり、続けて「『館』シリーズの作品はそれぞれ、なかなかひと筋縄ではいかないものばかりです。“どれを”映像化するにしても、『十角館』とはまた違った難題がたくさん待ち受けていそうですが、内片監督のことだから今度もきっと見事にクリアしてくれるだろう、と期待しています」とコメントしました。
『館』シリーズの映像化第2弾は、Huluで独占配信されます。