タレントの伊集院光さん（54）が30日、落語家の三遊亭円楽さん（72）の訃報を受け、追悼のコメントを寄せました。

伊集院さんは、1984年7月に当時、三遊亭楽太郎だった円楽さんに弟子入りし、三遊亭楽大を拝命。1990年頃まで落語家として活動していましたが、その後、自主廃業しました。

落語の師匠・円楽さんの訃報に接した伊集院さんは「17歳の時に、学校にも行かずふらふらしていた時分に、師匠に拾っていただき、人間にしてもらいました。その後 僕は古典落語の道を諦め、紆余曲折あったものの『お前が俺を尊敬してるうちは弟子を名乗ったらいいさ』と温かい言葉をいただき、師弟関係を続けさせていただきました」と、円楽さんのあたたかい人柄を偲びました。

続けて伊集院さんは、円楽さんとの思い出に触れ…「ここ数年は、円楽伊集院光二人会を開催するなど、夢のような時間を過ごすことができました。『回復したら博多と札幌でまたやろうぜ』と約束していたのに、この文章を大人としてきちんとした定番の追悼の言葉でしめるべきなのでしょうが、まだ頭の中が整理できず、まとめることができません。もう少し心の中で師匠と会話をしてから、いろいろ話させてください」とコメントしています。