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4児の父・滝藤賢一、子育てを語る ファッションは「エリート教育」

2022年6月9日 22:20
4児の父・滝藤賢一、子育てを語る ファッションは「エリート教育」
子育て・ファッションについて語る滝藤賢一さん
個性的な演技で多くの映画やドラマなどで活躍する、俳優の滝藤賢一さん(45)が7日、第41回ベスト・ファーザー『イエローリボン賞』の授賞式に出席し、ベスト・ファーザー賞に輝きました。

ステキな父親に選ばれた滝藤さんにインタビューをおこない、中学1年生の長男、小学6年生の二男、小学4年生の三男、小学2年生の長女、4人の子育てについてや、オシャレな俳優としても話題の滝藤さんに、ファッションへのこだわりについても伺いました。

■怒らない父親、だけど“片付け”だけは怒る

――ベスト・ファーザー賞、おめでとうございます

ありがとうございます。

――受け取ったトロフィーや花束は?

持って帰って並べておきます。絵とか描かれたらどうしようトロフィーに。家族で分かち合えたらいいですよね。あの子たちがいなければ、僕はこの賞を頂けないですからね。

――滝藤さんは、どんな父親ですか?

放任ですね。ただ『ケツは拭くよ』じゃないですけど、それが親の仕事だと思っているんで。

――末っ子の娘さんとの接し方は?

(上の兄に)ちょっかいを出して、仕返しをくらって僕の所に泣きついてくるっていう、“絶対に怒らない人”みたいになっているんで僕は、娘に対して。そういうのを分かってやりますよね女子は。でも分かってても、やっぱり女子の見方ですよね。

――子供たちを怒ることはありますか?

まぁ…。怒らないですね。僕が怒るのは『片付け』ですね。とにかく何も片付けてない、『ランドセルを片付けなさい』って、ランドセルも1人じゃないですから、4つ転がってますから。中の教科書もひっちゃかめっちゃかに飛び出てて。『片付けなさい』って言って、1時間たち2時間たち。また『ランドセルしまいなね』って言って、3時間、4時間たって。7時間、8時間くらいの時に、ランドセルつかんで“こりゃ~!”って投げたら、ママが作った夕食の上に“バーン”って飛んでいって。夕食“ガチャーン”ってなって。それをまた『すみません』って言って、それを拾ったりしましたね。

――子育ての大変さは?

子育てって大変だと思います。日々勉強だと思っていますし、『片付けなさい』って言ったことに対して、全く片付けないんだから、片付ける方法を親が考えないといけないんですよ。怒鳴るのは簡単なので、そうじゃなくて勉強する方法を考えないといけない。そういうことを考えると、親が(子供に)勉強させてもらっている。大変なことはいっぱいありますけども…。でもそれが子育てじゃないですかね。

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