市川染五郎「過去と未来を繋いでいくような生き方を」 日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞者が想像する未来像とは
第47回日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞者の撮りおろしビジュアル (C)日本アカデミー賞協会
『第47回日本アカデミー賞』の新人俳優賞受賞者の撮りおろし企画『NEW CINEMA FACE 2024』が23日から実施されます。今回、企画のビジュアルと共に、新人俳優賞の受賞者からコメントが到着しました。
『NEW CINEMA FACE』は、第35回日本アカデミー賞から開催されている企画です。今年は2月23日から3月15日まで東京・渋谷のMIYASHITA PARKで開催される予定で、受賞者撮りおろしビジュアルが登場するということです。
『NEW CINEMA FACE』は、第35回日本アカデミー賞から開催されている企画です。今年は2月23日から3月15日まで東京・渋谷のMIYASHITA PARKで開催される予定で、受賞者撮りおろしビジュアルが登場するということです。
■新人俳優賞受賞者にとっての“映画”と“未来の自分像”
新人俳優賞の受賞者らが「自分にとって『映画』とは?」、「10年後20年後の自分像は?」という質問に答えたコメントが届きました。
【アイナ・ジ・エンドさん 『キリエのうた』に出演】
映画の撮影は、キャストの裏側で何百倍の数のスタッフさんが動いてくれていて、「この人たちのおかげで映画が撮れるんだ、出てる人たちだけがすごいんじゃないんだ。この方々がこうやって守ってくれてるから、私は私のお芝居と、歌うことに精一杯でいいんだ」って思えた瞬間でした。将来は自分のことというより、自分が教えてきてもらったことを次の世代に、未来の子供たちに愛を持って教えていきたいという気持ちが強いです。
【桜田ひよりさん(21) 『交換ウソ日記』に出演】
一つの作品を通して泣いたり笑ったり、観ている側と創っている側で共鳴しあえるところが映画の魅力だと思います。私自身、映画が大好きで、とても大切なもので人生の一部になっています。みなさんにとってもそうであったらいいなと思います。(将来のことは)あまり想像がつかないのですが、、、ずっとお芝居を続けられていたら嬉しいです。年齢を重ねながら、少しずつ大人な自分になっていきたいです。
【原菜乃華さん(20) 『ミステリと言う勿れ』に出演】
私にとって映画は、恩人のような存在です。作品一つで人生や考え方を左右してしまうような力を持っていて、観てくださった方のこれからに関与してしまう怖さもあります。だからこそ、その責任も背負いながらお芝居していかなければいけないなと日々思いながら現場に立っています。具体的な目標ではないですが、年齢を重ねても、意見やアドバイスを素直に聞くことができて、変化し続けられるような柔軟な人でありたいです。
【福原遥さん(25) 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に出演】
普段自分が生きている世界と全然違う世界に入らせてもらえる場所と言いますか、作品の中、世界観にしっかり浸れて自分自身とも向き合える存在だと感じています。いろんな世界に連れて行ってくれるものだと思います。(10年後20年後の自分も、)色んな作品に携わっていられたらなって思います。そしてまた、この日本アカデミー賞の舞台に立てるように頑張りたいです。
【市川染五郎さん(18) 『レジェンド&バタフライ』に出演】
映画はお客さまに平面で届くので、舞台の人間としては「いかに立体的に見せるか」「画面を通してどれだけ熱量を伝えられるか」を意識しています。舞台と映像との違いは色々ありますが、作品にかける想いや臨み方に違いはないと感じました。今後も、自分が“その瞬間”に感じていることを大事にしていきたいと思っています。出会った人、作品に、とにかく熱意を注いで、その積み重ねで過去と未来を繋いでいくような生き方をしたいです。
【黒川想矢さん(14) 『怪物』に出演】
(映画は)いつ、どんな時代に観ても、受け取るものがたくさんある気がしています。『怪物』でカンヌ国際映画祭に行かせていただいた時に、外国の方からメッセージをいただいたことが心に残っています。言語がわからなくても伝わるものなのかな、と思います。(10年後20年後は)何をしているか想像はつかないのですが、まず人として、優しくありたいです。その上で、人に頼ることもできて頼られることもある。そんな人でありたいです。
【高橋文哉さん(22) 『交換ウソ日記』に出演】
映画館で観るときの「映画を観ることしかできない時間」が僕はとても好きなので、映画のスクリーンの中に自分がいるということがすごくありがたいです。あまり映画館に行かない人が一歩踏み出す動機になるような作品を創りたいと思いながら日々撮影しています。(10年後20年後は)必要とされる役者になりたいです。「この役者がいれば大丈夫」と思っていただける役者になれるように、いろんな役に挑戦していきたいと思います。
【柊木陽太さん(12) 『怪物』に出演】
映画は、出演経験もまだ少ないので、どちらかというとまだ観る側という感覚です。映画館で観て、笑ったり泣いたり、ワクワクしたりするところが魅力だと思います。(10年後20年後のことは)まだちゃんと想像はできないのですが、これまでお会いしてきた先輩方はすごく優しく接してくださるので、すごく嬉しいし、自分もそういう人になりたいと思います。良い人も悪い人もいろんな役を演じ分けられる俳優になりたいです。
【アイナ・ジ・エンドさん 『キリエのうた』に出演】
映画の撮影は、キャストの裏側で何百倍の数のスタッフさんが動いてくれていて、「この人たちのおかげで映画が撮れるんだ、出てる人たちだけがすごいんじゃないんだ。この方々がこうやって守ってくれてるから、私は私のお芝居と、歌うことに精一杯でいいんだ」って思えた瞬間でした。将来は自分のことというより、自分が教えてきてもらったことを次の世代に、未来の子供たちに愛を持って教えていきたいという気持ちが強いです。
【桜田ひよりさん(21) 『交換ウソ日記』に出演】
一つの作品を通して泣いたり笑ったり、観ている側と創っている側で共鳴しあえるところが映画の魅力だと思います。私自身、映画が大好きで、とても大切なもので人生の一部になっています。みなさんにとってもそうであったらいいなと思います。(将来のことは)あまり想像がつかないのですが、、、ずっとお芝居を続けられていたら嬉しいです。年齢を重ねながら、少しずつ大人な自分になっていきたいです。
【原菜乃華さん(20) 『ミステリと言う勿れ』に出演】
私にとって映画は、恩人のような存在です。作品一つで人生や考え方を左右してしまうような力を持っていて、観てくださった方のこれからに関与してしまう怖さもあります。だからこそ、その責任も背負いながらお芝居していかなければいけないなと日々思いながら現場に立っています。具体的な目標ではないですが、年齢を重ねても、意見やアドバイスを素直に聞くことができて、変化し続けられるような柔軟な人でありたいです。
【福原遥さん(25) 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に出演】
普段自分が生きている世界と全然違う世界に入らせてもらえる場所と言いますか、作品の中、世界観にしっかり浸れて自分自身とも向き合える存在だと感じています。いろんな世界に連れて行ってくれるものだと思います。(10年後20年後の自分も、)色んな作品に携わっていられたらなって思います。そしてまた、この日本アカデミー賞の舞台に立てるように頑張りたいです。
【市川染五郎さん(18) 『レジェンド&バタフライ』に出演】
映画はお客さまに平面で届くので、舞台の人間としては「いかに立体的に見せるか」「画面を通してどれだけ熱量を伝えられるか」を意識しています。舞台と映像との違いは色々ありますが、作品にかける想いや臨み方に違いはないと感じました。今後も、自分が“その瞬間”に感じていることを大事にしていきたいと思っています。出会った人、作品に、とにかく熱意を注いで、その積み重ねで過去と未来を繋いでいくような生き方をしたいです。
【黒川想矢さん(14) 『怪物』に出演】
(映画は)いつ、どんな時代に観ても、受け取るものがたくさんある気がしています。『怪物』でカンヌ国際映画祭に行かせていただいた時に、外国の方からメッセージをいただいたことが心に残っています。言語がわからなくても伝わるものなのかな、と思います。(10年後20年後は)何をしているか想像はつかないのですが、まず人として、優しくありたいです。その上で、人に頼ることもできて頼られることもある。そんな人でありたいです。
【高橋文哉さん(22) 『交換ウソ日記』に出演】
映画館で観るときの「映画を観ることしかできない時間」が僕はとても好きなので、映画のスクリーンの中に自分がいるということがすごくありがたいです。あまり映画館に行かない人が一歩踏み出す動機になるような作品を創りたいと思いながら日々撮影しています。(10年後20年後は)必要とされる役者になりたいです。「この役者がいれば大丈夫」と思っていただける役者になれるように、いろんな役に挑戦していきたいと思います。
【柊木陽太さん(12) 『怪物』に出演】
映画は、出演経験もまだ少ないので、どちらかというとまだ観る側という感覚です。映画館で観て、笑ったり泣いたり、ワクワクしたりするところが魅力だと思います。(10年後20年後のことは)まだちゃんと想像はできないのですが、これまでお会いしてきた先輩方はすごく優しく接してくださるので、すごく嬉しいし、自分もそういう人になりたいと思います。良い人も悪い人もいろんな役を演じ分けられる俳優になりたいです。