milet、歌う前に必ず食べる “3品” を明かす「それ以外は食べない」
東京オリンピックの閉会式で世界に向け歌声を披露したシンガーソングライターのmilet(ミレイ)さんが、2月2日に最新アルバム『visions』を発売。楽曲制作の裏側や、歌う前のルーティンについてお話を聞きました。
――アルバムの注目のポイントは?
ほとんどの曲をコロナ禍で書いていたこともあってコロナ禍で届けたい人が、すごく明確にいて届けたい言葉があったりして、メッセージがすごく詰まっていたので、今まで寒色系というかちょっと暗い色っぽいような曲が多かったんですけど、今回のアルバムは光って感じで希望の光があふれるようなすごく前向きで明るいアルバムになったっていうイメージです。
■「即興で曲を作ることが多い」楽曲制作の裏側を語る
戸田恵梨香さんと永野芽郁さんがダブル主演したドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』の主題歌『Ordinary days』や、公開中の映画『鹿の王 ユナと約束の旅』の主題歌『One Reason』など、15曲が収録された今回のアルバム。miletさんに、楽曲制作について聞きました。
――メロディーと詞、どちらが先に浮かびますか?どちらから作業しているんですか?
基本的にはメロディーが先ですけど、同時に(歌詞も)できることも結構ありますね。
本当に脚本とか原作がある場合っていうのが、一番すぐ曲ができやすくて、漫画を読みながら、BGMが頭の中で流れてくるのでそれが曲です。
――日々、メモはしていますか?
あまりメモしてないですね。“メモしないと忘れるようなことは必要じゃない”っていうスタンスでもありますけど、結構その場で、即興で曲を作ることが多いのでピアノを弾いたりして、その時の感覚、気持ちを正直にメロディーにのせることが多いです。
■ライブ前のルーティンは “から揚げ”「衣が命です」
さらに、ライブ前のルーティンについて聞くと、miletさんが意外なエピソードを披露してくれました。
――(去年のインタビューでは)ライブの本番前、歌収録の本番前とかにから揚げを食べるというお話がありましたが…
今もやりますね。今日も歌番組ひとつ収録してきて。から揚げ食べていました(笑)衣が命です主に。
――ほかにルーティンはありますか?
ストレッチとか声出しはもちろんしますし、食べるものも基本的にからあげと野菜スティックとゆで卵なので、それ以外は食べないようにしていて、基本的にそれがルーティンですね。結構ライブ激しく動いたりするのでもうたぶん動けなくなるし身軽な方がいいので、って思うと、もうライブ終わってすごい体重落ちていることもありますね。
――逆に動くのであれば何か(おなかに)いれた方がいいのかと…
だから、から揚げなんですよ!油が最高なんです。
――から揚げはご自身でも作りますか?
作りますけど、だいたいささみとかでつくるので、売っている方がジューシーでおいしいですね。
■2022年は「ガンガンに音楽でせめていきたい」
今年1月から自身2度目となる全国ホールツアーをスタートさせたmiletさん。今年はどんな年にしたいか聞きました。
――今年はどんな年にしたいですか?目標は?
いま絶賛ツアー中なんですけど、まずはこの全国ツアー成功して皆さんに“visions”を届けたいっていうのが第一にあります。去年1年も本当に当初想像していたことが全然違う1年になったのでことしもう何も考えずに流れに身を任せて歌っていこうっていう、あえて目標とか作らずなんかvisionsって言っておきながら自分は“visionsはないんかい”って言われちゃうかもしれないですけどそこにみんながいるだけで私が歌う理由にはなるので、みんなに届けるものをそのまま正直に届けていきたいなっていう、もっともっと歌を作りたい歌いたい1年なので、もうガンガンに音楽でせめていきたいなと思います。