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連載30周年『名探偵コナン』展覧会を取材 怪盗キッドのオブジェなどファンを魅了する展示も

2024年1月12日 22:05
連載30周年『名探偵コナン』展覧会を取材 怪盗キッドのオブジェなどファンを魅了する展示も
『連載30周年 名探偵コナン展』を取材 (c)青山剛昌/小学館
東京・池袋のサンシャインシティで開催されている『連載30周年記念 名探偵コナン展』(2月25日まで開催)。長年多くのファンを魅了している名探偵コナンの歴史と魅力を、イントロダクションエリアと6つのテーマに分けてたどることができる企画展を取材しました。

会場に入ると、最初に広がっているのが、イントロダクションエリア。30周年の“3”を手で作ったコナン君のカラーオブジェと、1994年1月から連載が始まった『名探偵コナン』のコミック1巻から104巻までの表紙が飾られています。

そして、第1章『CONAN’s Words』は、『名探偵コナン』のキャラクターたちの“言葉”に迫るエリア。江戸川コナンの「ボ、ボクの名前は、江戸川コナンだ!!!」や、工藤新一・毛利蘭・安室透などの登場キャラクターの名言が飾られ、漫画の名場面とともに振り返ることができるといいます。

第2章『CONAN’s Love』は、作品の魅力の一つとも言える“ラブコメ”要素のエリア。30年の歩みとともに進展する、工藤新一と毛利蘭、服部平次と遠山和葉、少年探偵団などの出会いから現在までの恋愛模様を振り返る展示が披露されています。

第3章『CONAN’s Mystery』は、作品中のミステリーをテーマにしたエリア。『名探偵コナン』に出てきた様々な暗号とダイイングメッセージの特集や、“黒ずくめの組織”の関係図を詳しく見ることができるようになっています。

第4章『CONAN’s HANNIN』は、『名探偵コナン』の陰の立役者でもある犯人たちにフォーカスを当てたエリア。壁一面に大集合した犯人一覧や、心に残る犯人たちのシーン、使用された凶器のほかにも、毛利小五郎の迷推理、さらに阿笠博士が開発した事件解決に活躍した発明品などを振り返ることができるということです。

第5章『CONAN’s Justice』は、無念にも散っていった家族・仲間・恋しい人。そして悲しい別れを乗り越え、彼らの意志を継ぐキャラクターたちの関係性や原動力、譲れない信念に迫るエリア。“受け継ぐ・守る・桜の信念”の3つに分けられたそれぞれの物語や、登場する全国刑事・米国機関の一覧も見ることが出来ます。

第6章『CONAN’s Magic』は、コナンの好敵手であり、神出鬼没で大胆不敵な大泥棒・怪盗キッドを深掘りするエリア。怪盗キッドのこれまでの活躍やコナンとの共闘エピソードがまとめられています。さらに、仕掛けがほどこされた怪盗キッドのカラーオブジェも飾られています。

第6章までのエリアを抜けた先には、1994年から30年間の『名探偵コナン』の歩みを振り返ることができるスペシャル映像が上映されるエンディングシアター。さらに、名探偵コナンの初期設定資料や仕事部屋、インタビューを見ることができる最終章『青山剛昌先生特別展示室』へと展示が続いています。

『連載30周年記念 名探偵コナン展』は、2月25日まで東京・池袋のサンシャインシティで開催されます。