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「また一つ大きな一歩前に進んだ」大堀相馬焼の「陶祖祭」 浪江町・福島

2025年2月18日 18:53
「また一つ大きな一歩前に進んだ」大堀相馬焼の「陶祖祭」 浪江町・福島

浪江町の伝統工芸品「大堀相馬焼」の産地で先人に感謝の思いを捧げる「陶祖祭」が震災後初めて行われました。

陶祖祭は大堀相馬焼の産地・浪江町大堀地区の神社でおよそ50年前から行われてきた恒例行事です。震災・原発事故の影響で中断を余儀なくされていましたが、おととしに地区の一部で避難指示が解除されたことから、14年ぶりに復活しました。18日は、町や窯元らで作る組合の関係者らが大堀相馬焼の伝統を作った先人に感謝の思いを捧げ産地の復興を願いました。

■大堀相馬焼協同組合 半谷貞辰理事長
「また一つ大きな一歩前に進んだと自分自身も感じています」

町によりますと、かつて20軒以上あった大堀相馬焼の窯元ですが、現在は1軒が大堀地区に戻り、7軒の窯元が避難先で活動を続けているということです。

最終更新日:2025年2月18日 18:53
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