県は一連の大雪の対応のために総額29億円あまりの補正予算を計上し、対応に当たる考えです。

18日朝の会津若松市、通勤・通学の時間帯は雪の降り方は強くはありませんでしたが、断続的に雪が降る1日でした。18日午後4時現在の積雪の深さは、只見で２５７センチ、檜枝岐で２４９センチ、猪苗代で１２６センチ、会津若松で６２センチと平年を大きく上回る雪が積もっています。今回の寒気は、今月上旬の「最強寒波」よりは弱く1日当たりの降雪量は少なくなりますが来週の月曜日頃まで居座り降雪量が増える見込みです。これまでの大雪により、会津を中心に住宅や農業用設備の被害が深刻です。そこで県は今月の補正予算案に、災害救助法に基づく住宅の雪下ろしや修理、それに除雪の経費としておよそ29億3千万円を盛り込む考えで、対応にあたるとしています。