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「今を描く工芸品」 伝統に縛られない個性が並ぶ作品展が熊本で開催

2024年7月17日 17:23
「今を描く工芸品」 伝統に縛られない個性が並ぶ作品展が熊本で開催
九州各県で「今」を表現しようと創作活動を続ける作家の個性豊かな作品が並んでいます。きょうから熊本市で現代工芸品を展示する催しが始まりました。



この作品は個性的なデザインで注目される長崎県の陶芸家・室屋政実さんの『絶崖』です。陶磁器のねじれで断崖絶壁を表現しています。

こちらは青をテーマに創作活動をしている福岡県の染色家、下村純子さんの『Aqua』。屋久杉を鮮やかな青色で描き、水の恵みや循環を表しています。

7月17日から熊本市の県立美術館分館で始まった「現代工芸美術九州会展」。これまでの伝統に縛られず、個性を生かして「今」を表現するデザインの作品が並んでいます。
九州の現代工芸美術家協会が毎年九州各地で開いていて今年で35回目、熊本で開催されるのは去年に続いて2回目です。
会場には陶磁器や人形、ガラス作品など協会の会員およそ30人による作品のほか、一般公募から選ばれた作品などおよそ100点が展示されています。

「現代工芸美術九州会展」は県立美術館分館で7月21日まで開催されます。
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