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「経常収支」7年ぶりの低水準 原油価格の高騰などで 財務省

2022年5月12日 14:22
「経常収支」7年ぶりの低水準 原油価格の高騰などで 財務省

財務省が発表した昨年度の国際収支によりますと、海外とのモノやサービス、投資などの取引状況を示す「経常収支」の黒字額は12兆6442億円となり、原油価格の高騰などで7年ぶりの低い水準となりました。

2021年度1年間の日本の経常収支は12兆6442億円の黒字で、前の年度から22.3パーセント減りました。

黒字額が減るのは4年連続で、7年ぶりの低い水準です。

「経常黒字」は日本が海外で稼ぐ力を示すものですが、ウクライナ情勢による原油価格の高騰や円安が進んだことで輸入額が膨らみ、貿易収支が大幅な赤字に転落したことが主な要因です。