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LNGの新たな輸入でオマーンと合意 年間235万トン…「エネルギー安全保障上、きわめて大きな意義」

2022年12月28日 0:01

西村経産相は、日本の大手商社や電力会社がLNG(=液化天然ガス)の新たな輸入について、オマーンLNGと合意したことを明らかにしました。「エネルギー安全保障上、きわめて大きな意義がある」と強調しています。

中東のオマーンを訪問中の西村経産相は会見で、日本の大手商社の三井物産と伊藤忠商事、発電会社のJERAが、オマーンLNGと10年程度の長期契約を結び、2025年以降、年間235万トンを新たに輸入することで基本合意したことを明らかにしました。

西村経産相「今後もLNG市場は世界的に需給のひっ迫が見込まれる中にあって、日本として量・価格とも安全にLNGを長期に確保できる見通しが得られ、我が国のエネルギー安全保障の上できわめて大きな意義ある」

オマーンのLNG輸出基地はペルシャ湾のホルムズ海峡の外側にあり、紛争などの影響を受けにくいことから、安定供給につながる輸入先として利点があるということです。

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