ファミマ勤務時間1時間前倒し「サマータイム」導入…節電ねらい
電力ひっ迫への警戒感が高まる中、ファミリーマートは8月に勤務時間を1時間前倒しする「サマータイム」を導入します。電力のひっ迫を受け、照明などの使用量を減らすねらいです。
ファミリーマートは8月の1か月間、本社や全国のおよそ230の営業所で働く社員3000人を対象にサマータイムを導入します。勤務時間は午前8時から午後4時45分までで、通常より1時間前倒しします。店舗での勤務や営業支援を行っている担当者は対象外です。
8月は猛暑による電力のひっ迫が懸念されることから、照明の使用量を削減し、節電につなげたい考えで、効果が確認できれば来年以降も導入を検討するということです。
電力のひっ迫が続くなか、コンビニやスーパーなど小売り各社では商品棚の照明や看板を消灯するなどの節電対策を行っています。