日経平均194円高 2か月ぶりの高値水準 米株高や円安で輸出関連株買われ
16日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、前日比194円58銭高い2万7696円44銭で取引を終えました。これは、去年12月15日以来およそ2か月ぶりの高値水準です。
前の日のアメリカ市場で、主要な株価指数が揃って上昇したことで、東京市場も取引開始から買い注文が広がりました。日経平均株価の上げ幅は一時200円を超える場面もありました。
また、外国為替市場で円相場が一時1ドル=134円台まで下落したことで、自動車などの輸出関連株が買われたことも株価を押し上げる要因となりました。
しかし、取引終了にかけては日本やアメリカの金融政策への先行きに対する不透明感から、次第に様子見の雰囲気が広がりました。
東証プライムの売買代金は、概算で2兆6373億円。東証プライムの売買高は、概算で11億4174万株。