日経平均100円安 米CPIが市場予想上回り…売り優勢
2月15日の東京株式市場で、日経平均株価は2日ぶりに値を下げ、前日比100円91銭安い2万7501円86銭で取引を終えました。
14日に発表されたアメリカの1月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る上昇だったため、投資家の間ではアメリカの金融引き締めが続くとの見方が広がり、東京株式市場では売り注文が優勢となりました。
朝方は円相場が1ドル=133円台まで下げたことで輸出関連株を中心に買い注文が入り、日経平均株価の上げ幅は100円を超える場面もありました。しかし、香港や上海などアジアの主な市場で株価が下落したことなどから、東京市場でも次第に売り注文が広がり、平均株価は値下がりに転じました。
東証プライムの売買代金は、概算で2兆7304億円。東証プライムの売買高は、概算で11億8791万株。