日経平均243円安 米・長期金利上昇の流れうけ半導体中心に売り
2月13日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、先週末比243円66銭安い2万7427円32銭で取引を終えました。
先週末の米ニューヨーク市場でインフレの高止まりへの警戒から長期金利が上昇したため、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数が下落しました。この流れから、週明けの東京市場でも半導体関連の銘柄を中心に売り注文が広がり、日経平均株価の下げ幅は400円を超える場面もありました。
午後にかけては、外国為替市場で円相場が1ドル=132円台と午前中に比べて円安傾向になったことから、自動車など輸出関連株の一部に買い注文が入り、平均株価の下げ幅は縮小しました。また、日本時間14日夜に1月のアメリカの消費者物価指数(CPI)が発表されることもあり、次第に様子見ムードとなりました。
東証プライムの売買代金は、概算で2兆6670億円。東証プライムの売買高は、概算で11億5925万株。