ダイハツ、新たに不正判明 国内向けハイブリッド車の認証試験で
先月不正が発覚したトヨタ自動車グループの「ダイハツ工業」は国内向けのハイブリッド車の認証試験で不正があったと発表しました。
ダイハツによりますと新たに車両の認証試験で不正が判明したのは国内向けハイブリッド車「ダイハツ・ロッキー・HEV」と「トヨタ・ライズ・HEV」の2車種です。
側面衝突試験の認証を申請する際に、本来運転席、助手席の両方のドアの衝突データを提出する必要があるところ片側のデータを提出していなかったということです。
対象となる2車種は、2021年11月から販売を開始していましたが、きのうまでに不正が発覚したことをうけ19日、出荷と販売を停止しました。
「ダイハツ工業」は、先月に海外向けの自動車の側面衝突試験の認証試験で不正があったと発表し、社内で認証試験項目を調査していました。