日銀きょう金融政策決定会合 焦点は金融緩和策…“修正”観測の急浮上で円高・株安・金利上昇も
日本銀行は28日、金融政策を決定する会合を開いています。今の大規模な金融緩和策について、修正に踏み切るのかが焦点となっています。
世界各国がインフレを抑え込むために利上げを行っているのとは逆に、日本銀行は、低金利を誘導する大規模な金融緩和策を継続しています。
こうした中、市場では、日銀がこの日の会合で、今の長期金利を0.5%以下に抑える政策ついて修正を行うのではないかという見方が急浮上していて、28日朝、その警戒感から急速に円高が進み、東京株式市場でも株価が大きく値下がりしています。また、長期金利も一時、日銀が容認している0.5%の上限を超えました。
今の金融政策では、日銀は金利を抑えるために国債を大量に購入していて、副作用も指摘されていることから、今回の会合でどのような措置をとるのか焦点となっています。