「雪印メグミルク」は１５日、家庭用のバターなど乳製品を１０月１日出荷分から値上げすると発表した。

　値上げの対象となるのは、家庭用のバターとチーズ計９品目で、最大で１０円の値上げとなる。値上げの理由について、雪印メグミルクは「去年の猛暑で生乳の生産量が減ったことや、東日本大震災による生乳の不足で生乳の値段が上がったため」としている。

　農水省は今月、この冬のクリスマスの時期にバターが足りなくなるおそれがあるとして、海外から２０００トンを緊急輸入することを決めている。