日産・三菱 電気“軽”自動車を発表 脱炭素社会目指し共同開発
日産自動車と三菱自動車が脱炭素社会を目指し共同開発した“軽”の電気自動車が正式に発表されました。
岡山にある三菱自動車の工場で発表されたのは、日産と三菱で共同開発した新しい電気“軽”自動車です。モーターやバッテリーなど車の内部の設計は日産側が行い三菱の工場で製造されました。
一度の充電で走れる距離はこれまでのEVの半分以下で180キロメートルです。バッテリーの容量をあえて少なくすることで価格を抑え、補助金を利用した場合180万円程度から購入することができます。
また、自動で駐車できるなどの先進技術が搭載されています。共同開発した技術を使いそれぞれが違うデザインの車を作り、今年の夏に販売する予定です。
日本の自動車のおよそ4割を軽自動車がしめる中、両社は軽自動車でもEV化を広げる狙いです。