イオンは、首都圏を地盤とするスーパー「いなげや」を子会社化すると発表しました。

イオンは現在、いなげやの株式の17％を保有していますが、今年11月をメドに50％超まで引き上げ、連結子会社化します。

いなげやは東京や埼玉など首都圏に270店舗を展開していますが、食品スーパーはコロナによる行動制限の緩和で外食をする人が増えたことや、相次ぐ値上げによる買い控えなどで苦戦しています。いなげやは現在も一部導入しているイオンのプライベートブランド（＝PB商品）の品ぞろえを増やし、物価高による客離れを防ぎたい考えです。

また、両社は商品調達やデジタル化への投資を共同で進め、収益力アップをはかるということです。