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月例経済報告 景気判断2か月ぶり上方修正

2013年5月20日 12:56
月例経済報告 景気判断2か月ぶり上方修正

 政府は5月の月例経済報告で、景気の現状に対する基調判断を2か月ぶりに上方修正した。

 政府は月例経済報告で、景気の現状について、先月は「一部に弱さが残るものの、このところ持ち直しの動きが見られる」としていた判断を、今月は「景気は緩やかに持ち直している」に上方修正した。これは円安・株高が続き、企業収益について大企業を中心に改善の動きが続いている他、個人消費も順調に伸びていることが要因。輸出もアメリカ経済の好転を背景に持ち直しの兆しが見られるという。

 一方、経済全体の先行きについて、海外経済の下ぶれによる影響に引き続き注意が必要だとしている。