17道府県の“まん延防止”延長へ 専門家ら了承
政府は、大阪など17道府県へのまん延防止等重点措置の延長を専門家らに諮り、了承されました。
政府は北海道、大阪、福岡など17の道府県のまん延防止等重点措置について来月6日まで延長する方針を専門家らに諮り、了承されました。ただ二人の委員は反対を表明したということです。
一方、感染が落ち着いてきている沖縄、山口など5県の解除については全員が賛成しました。
新型コロナ対策分科会・尾身茂会長「第6波はある程度収まるかもしれない。それで全ていろんな注意をやめていいのかという出口戦略ではない」
会議のあと尾身会長は、「4月や5月に感染者がゼロになるということはなく当面続く」との認識を示した上で、感染が続く中でも、「日本人の価値観にあう中長期的なコロナとのつきあい方を考えるべき」だと述べました。
また、会議では、自宅療養者への対応改善や、高齢者施設での医療体制の強化などについても諮られ、了承されました。これを受け、政府は18日夜、対策本部で正式に決定します。