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水産庁 日本とロシアの漁業交渉が開催へ 交渉難航も予想

2022年4月11日 13:53
水産庁 日本とロシアの漁業交渉が開催へ 交渉難航も予想

ウクライナ侵攻の影響で開催が遅れていた北海道沖でのサケとマスの漁獲量などを決める日本とロシアの漁業交渉ですが、水産庁が11日から開催すると発表しました。

北海道沖でのサケ・マス漁は10日が解禁日でしたが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で日本とロシアの交渉が開催されなかったため漁を始めることができず、漁業関係者の間で不安の声が高まっていました。

日本の排他的経済水域でこの時期にとれるサケやマスはロシアの川で生まれるものが多いため、例年、4月10日の解禁日を前に漁獲量などの条件を話しあって決めています。

水産庁は、漁業交渉を11日からオンライン会議の形で始めると発表しました。

日本はロシアへの経済制裁を段階的に強めており、交渉は難航も予想されます。