損害保険グループ大手、ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス傘下の三井住友海上火災保険と、あいおいニッセイ同和損保が、自動車保険の保険料を値上げすることがわかった。

　値上げするのは任意で加入する自動車保険の保険料で、今年１０月から平均で１．９％の値上げとなる。原油価格の高騰によって車の修理費単価が上昇したことや、消費税増税によって車の修理の際などに支払う保険金が上がったため。

　自動車保険の保険料を巡っては、ＮＫＳＪホールディングス傘下の日本興亜損保と損保ジャパンもそれぞれ値上げを発表しており、東京海上ホールディングス傘下の東京海上日動火災保険も、今年秋以降の値上げを検討している。