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三井物産がイタリア食材事業への参入を発表

2015年6月15日 20:33

 大手総合商社の三井物産がイタリア食材専門の食品事業に参入する。

 三井物産は、国内でレストラン事業を展開する「きちり」と、イタリアの食品事業大手「イータリー社」と共同で、新会社「イータリー・アジア・パシフィック」を設立し、イタリア食材専門の食品事業に参入すると発表した。イータリー社は生ハムやオリーブオイルなどのイタリア食材を提供する小売事業の他、レストランなども併設した複合型大型施設「EATALY」を世界各国で展開している。

 今後、三井物産はイータリー社のブランドを生かし、レストランを併設したイタリア高級食材チェーンを国内で展開していく他、プライベートブランドの開発なども進め、将来的にはアジア太平洋地域でのイタリア食材の卸売業の拡大を目指す。