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対象者におわび文書届く ベネッセ情報流出

2014年7月15日 14:40

 ベネッセコーポレーションの顧客情報が流出した問題で、情報漏えいの対象となった顧客のところに、ベネッセからの説明の手紙が届き始めた。

 ベネッセでは、住所・氏名・生年月日など個人情報の漏えいが確認された約760万の顧客に対して、順次おわびの文書を発送している。

 文書では、個人情報は外部からの不正アクセスではなく、「グループ社員以外の者の関与を推定している」と説明した。また、情報が流出したデータベースは停止させたとしている。

 一方、ベネッセはクレジットカード番号などの情報漏えいは確認していないことから、補償については今回の文書でも言及しなかった。

 ベネッセでは、これまでも金銭的謝罪以外で信頼を回復するとしている。ベネッセにはこれまでに5万件以上の問い合わせがあり、100回線以上の電話回線を用意して対応しているという。