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クロマグロ“漁獲ルール”を協議 福岡

2014年9月1日 11:32
クロマグロ“漁獲ルール”を協議 福岡

 乱獲による資源の減少が懸念されるクロマグロなどをめぐり、漁獲ルールを話し合う国際会議が、1日から福岡県で始まった。

 WCPFC小委員会の会議は1日から4日間、日本やアメリカ、カナダなど9つの国と地域が参加して開かれ、太平洋中西部のクロマグロなどの漁獲ルールについて話し合いが行われる。

 前回の会議では、太平洋クロマグロの未成魚の漁獲量を2002年から2004年の平均と比べて、15%以上減らすことが合意された。しかし、世界のクロマグロの漁獲量の半数以上を占める日本は、今年3月、日本独自の基準として、30キロ未満の未成魚の漁獲量を半減させる方針を決めており、今回の会議でその独自の基準を各国にも求め、漁獲量の抑制を促す方針。