脱炭素へ二酸化炭素排出量を売買…「カーボン・クレジット市場」きょう開設
脱炭素に向けて、二酸化炭素の排出量を売買できる「カーボン・クレジット市場」が11日、開設されました。
11日に開設された新たな市場は、企業などが再生可能エネルギーの利用などで削減した二酸化炭素の量を、「Jークレジット」として認証し、企業間で売り買いできるようにするものです。脱炭素に向けた投資を促す狙いがあり、188の企業や自治体などが参加します。
東京証券取引所のセレモニーに参加した西村経済産業大臣は、「市場の力を通じて排出量削減をする仕組みを活用してカーボンニュートラルを目指す」などと期待感を示しました。排出量の取引は2026年度から本格的に開始されます。