×

ファミリーマート、業績見通しを下方修正

2014年10月8日 21:05

 大手コンビニエンスストア「ファミリーマート」は、今年度の中間決算の会見で、今年度通期の営業利益などの見通しを下向きに修正すると発表した。

 ファミリーマートは今年度の営業利益の見通しを460億円としていたが、400億円に下方修正した。また、1600店舗という出店計画も1300店舗に引き下げた。消費税増税にともなう駆け込み需要の反動や、夏場の天候不順による夏物商材の不振が影響した。

 今年3~8月までの連結決算は、純利益が株式の売却益によりこの時期としては過去最高を記録したが、営業利益は去年の同じ時期に比べて15.8%減の214億円となった。

 中山社長は、「70億円のコスト削減を断行する」と収益構造の改善に向けて決意を述べた。