企業の設備投資 6期連続のプラス
今年7月から9月の企業の設備投資額は、6期連続のプラスとなった。
財務省が1日に発表した法人企業統計調査によると、7月から9月の企業の設備投資額は9兆4383億円で、対前年同期比5.5%のプラスとなった。増加は6期連続。スマートフォン部品の生産能力増強などにともない製造業の設備投資が増えた他、商業施設やオフィスビルの開発などで非製造業の設備投資もプラスとなったことが主な要因。
また、企業の売上高が2.9%増え5期連続の増収となった他、もうけを示す経常利益も7.6%増え、11期連続の増益となっている。
財務省は今回の調査結果について、「景気は緩やかな回復基調が続いているという経済全体の傾向を反映している」とコメントしている。