ホンダ、全米で“エアバッグ”調査リコール
大手自動車部品メーカー「タカタ」製エアバッグのリコールを巡り、「ホンダ」は調査を目的としたリコールを全米に拡大するとアメリカ道路交通安全局に報告した。
タカタ製のエアバッグを巡ってはアメリカの道路交通安全局は高温多湿の地域に限定しているリコールを全米に拡大するよう求めていた。
これを受け、ホンダは8日、道路交通安全局に対し、調査リコールを全米に拡大すると報告した。2001年から2011年までに生産された10車種、約540万台が対象となる。これによりホンダが行うリコールは、全世界で約1200万台になる見通し。
ホンダはアメリカ当局に対し、協力する姿勢を示すことで、事態の沈静化を図りたいものとみられる。