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百貨店売上高 10か月連続でマイナス

2015年2月19日 17:45
百貨店売上高 10か月連続でマイナス

 全国の百貨店の1月の売上高は、10か月連続でマイナスとなった。

 日本百貨店協会によると、1月の百貨店の売上高は5423億円で、去年に比べて2.8%減となり、10か月連続でマイナスとなった。日本海側を中心とした大雪の影響などで、年頭の商戦が伸び悩んだ。

 商品別では、去年の消費税率引き上げ前の駆け込み需要で数字を伸ばした家具などの家庭用品の売り上げが9%減と去年を大きく下回った。

 地区別では、東京など主要10都市の売り上げは、去年に比べ1.3%減と小幅なマイナスだったが、10都市以外では、5.5%減となっており、都市部と地方の差は縮まらない状況。

 一方、外国人観光客による売り上げは、約124億7000万円で、去年12月に続き単月で100億円を突破した。