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2月百貨店売上高 春節効果で大幅プラス

2015年3月2日 18:51

 大手百貨店各社の2月の売上高は中国人観光客による売り上げが大幅に伸び、プラスとなった。

 大手百貨店が発表した2月の売上高は、去年に比べて、そごう・西武が2.6%増、大丸や松坂屋を運営するJ.フロントリテイリングが1.6%増、高島屋が0.1%増、三越伊勢丹ホールディングスが4%増と各社そろってプラスとなった。

 中国の春節を祝う大型連休に合わせて日本を訪れた中国人観光客による売り上げが大幅に伸びたことが主な要因。各社とも免税品の売り上げが、去年に比べて約3~4倍に伸びた。特に三越伊勢丹ホールディングスの三越銀座店では、2月の免税品の売り上げが全体の売り上げの約4分の1を占めた。