3月期決算 東京電力2期連続の黒字
東京電力の今年3月期の決算は、2期連続の黒字となった。
東京電力の去年4月から今年3月までの連結決算は、売上高が前の年に比べて2.6%増の6兆8024億円、経常利益が前年の2倍超となる105.1%増の2080億円で、2期連続の黒字となった。
大幅な円安などによる燃料費高止まりの影響を受けたが、燃料調達の効率化や、人件費の削減などで8573億円のコスト削減に成功したとしている。
今年度の業績予想については、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の見通しが依然立たず、「予想を行うことが困難」として未定としている。