NY市場 一時1ドル124円台に
アメリカ・ニューヨーク外国為替市場で円相場が一時1ドル=124円台をつけたことなどを受けて、28日朝の東京株式市場で株価は上昇している。
前日のニューヨーク外国為替市場で、アメリカの景気の先行きに対する期待感からドルを買って円を売る動きが加速し、円相場は一時、1ドル=124円台をつけた。1ドル=124円台をつけるのは2007年6月以来、約7年11か月ぶり。
こうした円安の流れに加えて、前日の欧米の株式市場で株価が上昇したことを受けて、28日朝の東京株式市場で日経平均株価は100円以上値を上げて取引がスタートした。28日も値を上げて取引を終えれば、株価は10営業日連続で値を上げることになるが、これは1988年2月以来、27年3か月ぶりのこととなる。