夏のボーナス 大手で91万3106円
大手企業63社の夏のボーナスの平均額が91万円を超えた。90万円を超えるのは、リーマンショック以降初めてのこととなる。
経団連によると、現時点で集計可能な大手企業63社、42万人の夏のボーナスの妥結額は平均で91万3106円と、去年よりおよそ2万1000円増えた。2.43%のアップと、3年連続の増加。リーマンショック以降、初めて90万円を超える高い水準となった。
業種別では、去年同様、満額回答だった「自動車」が最高額で、6社の平均でおよそ110万3800円だった。また13業種中10業種で去年より増えていて、経団連は「業績の伸びを賃上げに反映するという社会的な要請が、この伸びにつながった」との見方を示している。