マクドナルド 上半期決算、大幅にマイナス
日本マクドナルドが12日に発表した今年上半期の決算は、売上高、利益ともに前年同期比で大幅に減少した。
日本マクドナルドは期限切れの肉を使用していた問題や異物混入などで、業績が低迷している。今年の上半期、1月から6月までの決算は、全店の売上高が1720億円で、前年同期比で27.7%減少した。また、消費者の信頼とブランドイメージの回復を目指す「ビジネスリカバリープラン」のための費用がかさみ、連結の純損益は262億円の赤字となった。
日本マクドナルドは、この損失は一時的なもので、予想通り推移しているとして、通期の業績予想の変更はなかった。
記者会見でカサノバ社長は、「消費者の信頼回復のために必要なことは全てやる」と述べて、今年下半期は、新しいメニューを順次発表するほか、店舗のリニューアルを加速させる方針を明らかにした。