８月１７日の東京株式市場で、日経平均株価は値を上げた。日経平均株価の終値は先週末比１００円８１銭高の２万６２０円２６銭。

　先週末のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が上昇した流れを受けて、１７日朝の東京市場でも買い注文が先行した。中国の人民元切り下げを受けた世界的な株安に歯止めがかかったとの見方から投資家の間で安心感が広がった。

　また、１７日朝に発表された今年４月から６月のＧＤＰ（＝国内総生産）成長率は、実質で前の３か月と比べて０．４％のマイナス、年率に換算すると１．６％のマイナスだった。３期ぶりのマイナス成長となったものの、マイナス幅が市場の予想を下回ったことも相場を支えた。

　東証１部の売買代金は、概算で１兆９４８０億円。東証１部の売買高は、概算で１７億８８２万株。