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不正会計問題受け「改革の方針」公表 東芝

2015年8月18日 22:41
不正会計問題受け「改革の方針」公表 東芝

 不正会計の問題を受けて、東芝の経営刷新委員会は、社外取締役の人数を過半数にするなど、改革の方針をまとめ公表した。

 新たな方針では、取締役会の強化を打ち出し、実質的な議論が行えるよう、取締役の数をこれまでの16人から11人に減らす。そのうえで、11人のうち社外取締役を過半数の7人、社内4人とする。現在、会長兼社長の室町正志氏は、社長として続投する。

 社外取締役の候補として、2012年6月より東芝の社外取締役を務めている伊丹敬之氏や、経済同友会の代表幹事・小林喜光氏らの名前が発表された。

 一方、東芝グループの業績については、2015年3月期、最終赤字との見通しを発表した。利益の水増し分を減額したほか、半導体などの評価損を計上している。赤字の見通しを受けて、2015年3月期の配当も見送る。

 正確な決算は、監査手続きを経て、31日に発表する予定。

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