13か月連続の黒字 7月の経常収支
海外とのモノやサービスなどの取引を示す今年7月の日本の経常収支は13か月連続の黒字となった。
財務省によると、7月の貿易収支は1080億円の赤字だったが、自動車や半導体電子部品を中心に輸出額が増加したことに加え、原油価格が下落したことにより、去年の同じ月より赤字幅は縮小した。
一方、企業の海外の子会社のもうけが増えたことや配当金の受け取りが増えたことなどから第一次所得収支は2兆2312億円の黒字で、7月としては、過去最大となった。
また、海外からの旅行客が増え、旅行収支も7月としては過去最大の黒字となっている。
こうしたことから7月の日本の経常収支は1兆8086億円の黒字となった。黒字は13か月連続。