百貨店売り上げ5か月連続増“外国人”好調
全国の百貨店の8月の売上高は、5か月連続でプラスとなった。
日本百貨店協会によると、8月の百貨店の売上高は約4362億円で去年の同じ月と比べて2.7%のプラスとなった。プラスは5か月連続。
他の商品に比べて、外国人観光客が購入する比率が高い化粧品が、去年より2割以上売り上げを伸ばし好調だった。その外国人観光客による売り上げは、全体でも去年の同じ月の約3.6倍と大幅に数字を伸ばした。
一方で、地区別の売り上げは東京や大阪などの主要10都市では5か月連続のプラスだったが、それ以外の都市では3か月連続のマイナスで、都市部と地方の差が鮮明になっている。