日本郵便が、私鉄大手の京王電鉄と業務提携し、駅のロッカーなどで荷物を受け取ることができるサービスを検討していることが分かった。

　日本郵便は、今年４月から東京都内２５か所の郵便局にロッカーを設置して、ネットで注文した商品を３日以内であればロッカーで受け取れるサービスを始めている。これを拡大して、日本郵便は、京王電鉄と提携して、駅にロッカーを設置して商品を受け取ることができるサービスを検討している。

　単身や共働き世帯が荷物を受け取りやすくするとともに、再配達によるコストの削減が狙い。物流サービスをめぐっては、運送会社がコンビニと提携するなど競争が激しくなっている。