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機械受注3か月連続減 基調判断を下方修正

2015年10月8日 20:58

 民間企業の設備投資の目安となる8月の機械受注が、3か月連続で減少した。内閣府は基調判断を先月に続いて下方修正している。

 内閣府が発表した、8月の機械受注統計によると、企業の設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除いた民需」は、前月より5.7%少ない7594億円で、3か月連続のマイナスとなった。

 これは、中国など海外景気の減速を背景に、電機メーカーなどから半導体製造装置や運搬機械の受注が減ったことをはじめ、非製造業も含めた幅広い業種で受注が減ったことによるもの。

 内閣府は、8月の基調判断について、先月までの「持ち直しの動きに足踏みが見られる」から「足踏みが見られる」に下方修正した。