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こんにゃくで魚の食感を再現…植物由来の“刺し身”など披露

2024年6月6日 15:45
こんにゃくで魚の食感を再現…植物由来の“刺し身”など披露

海の温度上昇や乱獲が魚介類に影響を及ぼす中、植物由来の材料だけでつくられた刺し身などが披露されました。

こちらのサーモンのように見える食品、実は、海藻、こんにゃく、パプリカ、エンドウ豆などでできている代替食品です。

日本テレビ・新倉久美子記者
「食感は生の魚を食べた時に近い感じがします」

研究の結果、こんにゃくを使って魚の筋肉の構造に似せ、独特の食感を再現したといいます。

6日、食品開発企業や養殖会社などが披露したのは、将来にわたって、魚を食べ続けられるよう、獲る量や環境に配慮してつくられた食品です。

他にも、身の部分が少ないウニを、捨てずに4年ほど養殖して太らせものや、陸上養殖で、汚れた水を海に流すのを避けるため、ろ過技術を使った設備で育てた高級魚などが紹介されました。

気候変動や乱獲などが海の生き物に影響を及ぼす中、「サステナブル・シーフード」の開発が世界規模ですすめられています。