10月の貿易収支 7か月ぶりの黒字
今年10月の日本の貿易収支は原油価格の下落などを背景に、7か月ぶりの黒字となった。
財務省が発表した10月の貿易統計によると、輸出額は中国向けの輸出が減ったことなどから、去年10月に比べ2.1%マイナスの6兆5440億円となった。
これに対し、輸入額は原油価格の下落で、中東からの原油の輸入額が大きく減ったことなどから、13.4%マイナスの6兆4325億円となっている。
このことから、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1115億円のプラスで7か月ぶりの黒字になった。