１０日の東京株式市場で、日経平均株価は３日続けて値を下げ、終値は前日比２５４円５２銭安の１万９０４６円５５銭だった。

　原油安が止まらない影響で、前日の米・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が値を下げたことから、１０日朝の東京株式市場でも、投資家のリスクを回避する動きが強まり、幅広い銘柄で売り注文が優勢となった。日経平均株価の下げ幅は一時、２７０円以上に広がった。

　外国為替市場で円相場が１ドル＝１２１円台半ばと円高に傾いたことも、株価を押し下げる要因となった。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆１９１３億円。東証１部の売買高は、概算で１８億６５６１万株。